ハイネケン誘拐の代償

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ハイネケン誘拐の代償
『ハイネケン誘拐の代償』

あらすじ

1983年、世界的に著名なビール会社「ハイネケン」のフレディ・ハイネケン会長(アンソニー・ホプキンス)が何者かに誘拐され、高額の身代金が要求される。巨大組織による犯行の線も考えられていたものの、犯人たちは犯罪に手を染めたこともない幼なじみ5人組だった。計画は順調に進んでいたはずだったが、次第に人質であるハイネケンの威圧的な言動に振り回され、誘拐犯たちの計画に狂いが生じ始める。

ハイネケン誘拐の代償

オランダで実際にあった誘拐事件を基にした映画です。未だ未解決というか、不可解な点が多い事件なんだって。

経営している会社がうまくいかず金策に困った幼なじみの5人は、手っ取り早くお金を手に入れる方法として誘拐を思いつく。ターゲットはあの有名なビール会社の社長のハイネケン。ハイネケンってオランダの会社だったんだね。知らなかった。

ハイネケン誘拐の代償
この人たち、誘拐に必要な資金を得るために、銀行強盗するんです。それがまんまと大成功。だったらもうその時点でやめておけばよくない?って思ったんだけど、どうやらそれだけじゃ足りなかったらしい。

ハイネケン誘拐の代償
ハイネケンを無事(?)誘拐し、要求した身代金は当時の史上最高額。いくらだったっけな。確か何十億っていう単位。ハイネケンを傷つけるつもりはなく、お金さえ手に入れればすぐに開放するつもりだった。ハイネケンも「会社は自分のためだったらどんな大金でも払う」って言ってるんだけど、なかなか現金の受け渡し交渉がうまくいかない。ハイネケンはもちろん、犯人たちもどんどん憔悴していく。アンソニー・ホプキンスがいい味出してましたね、わがままな被害者で。

ハイネケン誘拐の代償
この犯人グループのリーダー役を演じたのがジム・スタージェス。どっかで見た顔だなーと思って調べましたら、『ラスベガスをぶっつぶせ』『ブーリン家の姉妹』『クラウド アトラス』『アップサイドダウン 重力の恋人』『鑑定士と顔のない依頼人』と、観たことがある映画にいっぱい出てました。あんまり印象に残らない顔と名前かも・・・。あとは『アバター』のサム・ワーシントンも出てます。

映画上映後にトークショーがあって、映画評論家の人が同じ事件を題材に作られた『誘拐 狙われたハイネケン』っていう映画も合わせて観てほしいって言ってた。日本では未公開なんだけどね(DVDは出てます)。

この映画のタイトル、『ハイネケン 誘拐の代償』って「ハイネケン」と「誘拐の代償」の間にスペースを入れてる映画館がいくつかありました。それだとハイネケンが主役で、誘拐された代償になにかあったみたいな意味になっちゃうけど、そうじゃなくて「ハイネケン誘拐」事件に対する代償だから、ちゃんとしてほしいなと思った。

ということで、★★★/5
誘拐がうまくいったかどうかは観てご確認ください。

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