眺めのいい部屋

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眺めのいい部屋
『眺めのいい部屋』

あらすじ

イギリス貴族の令嬢ルーシー(ヘレナ・ボナム=カーター)は、年上の従姉妹シャーロット(マギー・スミス)とともにイタリアのフィレンツェを訪れていた。だが、ふたりが滞在することになった部屋の眺めはあまりよいものではなかった。シャーロットの苦情を聞いたエマソンとその息子ジョージは、自身たちが泊まっている眺めのいい部屋との交換を申し出る。

眺めのいい部屋

「眺めのいい部屋」を観ました@午前十時の映画祭。イギリス色満載の映画でございました。

以下、ネタバレあり。

ストーリーうんぬんより、配役の妙ですよもう。これ、1986年の映画です。その25年後、ヘレナ・ボナム=カーターとマギー・スミスは、べラトリックス・レストレンジとミネルバ・マクゴナガルという役名で「ハリー・ポッターと死の秘宝」っていう映画の中で敵対してる。イギリスにはほかに役者いないのか!っていうくらい、ハリポタに登場する人たちは他の映画でもかぶりまくりますね。むしろ、それまでのイギリス映画に出ていたイギリス人俳優たちを全てハリポタにつぎ込んだ、というか。

これぞイギリス貴族、というようなお屋敷や生活ぶり、無駄なティータイム(笑)、わたしが憧れていたそのものです。あんなにでかい屋敷ではなかったけど、わたしが暮らしていたのは庭の端が見えないような大きなお家でした。

ストーリー自体は、そんなに面白いものじゃなかった。ルーシーは婚約者を捨てて、ジョージの元へ走ってハッピーエンド、っていう終わり方(はしょりすぎ)。「眺めのいい部屋(原題:A ROOM WITH A VIEW)」とかいう割には、全然部屋は大したテーマではないし。もっと深い意味で取るとすれば、いろんな家から見える外の景色が、それを見る人たちの感情を表してた、とか?

あと、これってR15+指定なんです(PGじゃなくてR!)。なぜなら、全裸の男3人が池で戯れるシーンがあるから(笑)。しかもボカシなし。若者二人はまだしも、牧師のおっさんはちょっときつかったなぁ・・・・(しっかり見てるしwwwww)

ヘレナ・ボナム=カーターもマギー・スミスも、わたしは大好きな女優さんです。ヘレナは公私共にパートナーのティム・バートン監督作品によく出てるし、歌もすごく上手。最近では「英国王のスピーチ」とか、「アリス・イン・ワンダーランド」「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」に出てます。マギー・スミスはハリポタでしかお目にかかったことはないけど、マクゴナガル先生の存在感ったらすごいわ。特に「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part II」では、ダンブルドアがいなくなったあとのホグワーツをしっかり取り仕切ってたし、ちょっとお茶目な部分も見せたりしてかわいかった。

ハリウッドに比べて、イギリス映画に派手さはない。「つぐない」とか「わたしを離さないで」とか、どっちかっていうと暗いのが多い。だけど、そんなイギリスがやっぱり好きなんだわたしは。

ということで、☆3つ。
この映画は特に好きでも嫌いでもないですが。午前十時の映画祭、この作品でちょうど折り返しです。あと25本か・・・。

午前十時の映画祭 25/50本

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