バットマン ビギンズ

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バットマン ビギンズ
バットマン ビギンズ

あらすじ

大富豪の家庭に育ったブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群に圧倒的な衝撃を受け、またさらには彼の両親が目の前で殺されて大きなショックを抱え込む。やがて父の遺した企業を受け継いだブルースだったが、強いトラウマと親の仇への復讐心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。そんな彼はある日、デュガード(リーアム・ニーソン)という男と運命的な出会いを果たし、不正と闘うことを決意。そして彼の薦めにより、ヒマラヤの奥地に潜む“影の同盟”なる自警団のもとで心身を鍛え、心の闇を解放する。こうして彼は、ゴッサム・シティへと舞い戻って来る。街は悪の組織と暴力がはびこり、腐敗が進んでいた。自らの使命に確信を持ったブルースは、全身黒いコスチュームを身に纏ったバットマンとなり、巨悪と対峙する道を選ぶのだった。

バットマン ビギンズ

ダークナイト ライジング」の上映に先駆けて、復習上映をやっていた「バットマン ビギンズ」。実はこれ、観たことなかったのです。1週間限定上映でかなりスケジュール的に厳しかったのですが、観に行ってよかったよ。じゃないと「ライジング」の話についていけなかったもん(笑)。

以下、ネタバレあり。
わたし、アメコミが原作の映画ってどうもニガテで。マーヴェルとかあの辺。でも「キック・アス」を観て、その観念も多少変わっては来たのですが。この映画も思いっきり「バットマン」って入っちゃってるから、公開当時は避けてました。たぶん「ダークナイト」も、「バットマン ダークナイト」とかだったら観てなかったかもしれない。って、「ダークナイト」観た時もおんなじこと言ってる・・・。

ビギンズってことで、どうしてバットマンが誕生したのかという言わば序章の部分が描かれています。幼い頃、目の前で浮浪者に大富豪の両親を殺されたブルースは、腐り切った街=ゴッサムシティをなんとか建て直したかった。そのため7年間の放浪の旅に出て、どうすれば自分にその力が備わるのかを模索し続ける。

そこで出会ったのが、山のてっぺんに住むラーズ・アル・グール(渡辺謙)。

バットマン ビギンズ

ケン・ワタナベ、あっという間に死んじゃうんだけどね(笑)。でもこのラーズ・アル・グールが、なんとライジングまで話を引っ張っていくのでびっくり。ものすごくよく張り巡らされた伏線です。

ブルースの幼なじみ・レイチェル役はケイティ・ホームズ。

バットマン ビギンズ

でもダークナイトには出ていない。ちょうど時期的にトム・クルーズと結婚した頃なんだよね。トムに反対されたのか?わたしはダークナイトでレイチェルを演じたマギー・ギレンホールよりかわいくて好きだけどねー。

そしてそして、わたしの大好きなおじさまリーアム・ニーソンやゲイリー・オールドマンも出ていてよだれモノ(照)。さらに(わたしが勝手にマイケルに似てると思ってる)キリアン・マーフィ!!!

バットマン ビギンズ
やられちゃってますけど・・・

この人、顔のせいか悪い人の役ばっかりなんだけど、先日DVDで観た「プルートで朝食を」っていう映画では見事な女装を披露していて、それが美しいのなんのって。ため息でちゃうほど。女性っぽい高い声でしゃべってるから、ますますマイケルに聞こえるし。きっとマイケルも完璧な女装させたら、死ぬほど美しいのよ。そうに違いない。

で、話は戻ってクリスチャン・ベイル。ムッキムキの肉体美が素晴らしい。

バットマン ビギンズ

この映画の撮影に入る直前まで「マシニスト」という映画を撮っていた彼。1年間不眠症で眠れないという役どころだったため、30キロ以上減量し、撮影終了後にバットマンのオーディションのために4ヶ月で体重を45キロも増量したというカメレオン俳優です。もう、かっこいい!常に口が半開きでも許しちゃう!!!

全然話の核心に触れていませんが(笑)、とにかく「ライジング」を観るなら「ダークナイト」ではなく「ビギンズ」を観てから行ってください。いったいどうしてブルースはバットマン、つまりコウモリをモチーフにすることにしたのか。なんだってあんなにハイパワーなマシンを持つことができるのか(金持ちだからだけど)。ゴッサムシティ(=ニューヨーク)を救うことはできるのか。ラーズ・アル・グールとは何者なのか。一度観た人でも、観返してから行ったほうがよりわかりやすいと思います。

クリストファー・ノーラン監督の映画って、「インセプション」とかけっこう内容を理解するのが難しいものが多いんだけど、この映画は観てればわかる。なんだか体にずしーん、と来るのです。

あんまりにもしびれて、ホットトイズのバットマンフィギュアicon買っちゃおうかと思ったくらいです(ウソ)。


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リアルすぎて怖いわ!!!

ということで、☆5つ。
公開時に観ておけばよかったと思いました・・・。

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