『ダーティ・グランパ』
あらすじ
1週間後に挙式予定のカタブツ弁護士ジェイソン(ザック・エフロン)は、祖母の逝去の知らせを受けて葬儀に参列する。彼は一人残された祖父ディック(ロバート・デ・ニーロ)に半ば引きずられるように、祖父母の思い出の場所フロリダへと旅に出る。ところが、ディックは40年ぶりの独身生活をエンジョイし、朝から酒浸りで葉巻を吹かし、ナンパに明け暮れ……。
8割下ネタのバリバリR指定映画です。
妻を亡くしてここぞとばかりにハメを外しまくる老人と、それに振り回される不憫な孫のお話。なんかもうひどかった(笑)。孫のジェイソンは自分の結婚式が1週間後に控えているにもかかわらず、無理やりフロリダまで祖父のディックの運転手を勤めさせられて、一緒になってハメをはずした挙句、翌朝なぜかビーチで全裸状態で目が覚めるという典型的にやっちまったパターン。あのお目々のキラキラしたザック・エフロンが、アキラ100%よろしく大事なところだけを隠してクラブでマカレナを踊りまくるシーンとか目も当てられない。だいたいマカレナって20年前に流行った歌だよ。今また流行ってんの?
とにかくディックの悪ふざけがひどすぎるんだけど、実は元CIAだかFBIだかで、ちょっと悪いやつらに囲まれても全くひるむことなく、しまいにはみんなで仲良くなってしまう。そんなロバート・デ・ニーロはお茶目なじいさんでした。
でもおんなじような役なら『マラヴィータ』の方が面白かったな。
あとは『ロック・オブ・エイジズ』とか『セイフ ヘイヴン』のジュリアン・ハフも出てた。この子めっちゃ歌うまいんだよね。今作でもその美声をちょっとおかしな方向性で聞かせてくれました。
今となってはなんで観に行ったんだか思い出せないくらい内容のない映画。最近のデ・ニーロってこういう役回りが多い気がするし、それがハマればいいけど今作はなんかちょっとダメだったかも。
ということで、
間違ってもカップルで観る映画ではありません。